リーン開発の本質

test early and fail fast

今、私がやろうとしていることは、こうでなければならない、と思う。
できるだけ自分にぴったりの良い製品に出会うために。

この言葉は「リーン開発の本質」（メアリー・ポッペンディーク（著）、トム・ポッペンディーク（著））という本を読んでいるときに知った。今や世界中で飛んでいるボーイング７７７が開発されたときのチームリーダーの言葉だそうだ。ボーイング７７７の開発とわたくしごとでは規模が違いすぎるが、ただ、この言葉はプロジェクトの大きさに関わらず、当てはまるように思う。規模が大きくなればなるほど、実践するのは難しくなるが・・・。

本自体はまだ読み途中だけれど、いわゆるカイゼンをソフトウェア開発に生かすためのTipsが詰まっていて、とても参考になる。カイゼン本はほんとうにもう何冊読んだか分からないけれど、どれを読んでも、読むたびにとても刺激を受ける。ただ、その刺激というのは、本に書いてあることが目うろこで・・・という類の刺激ではない。これらを読んでいると、カイゼンのTipsをきっかけに自分の頭の中でカイゼンのループが走り出して、色々なことへの改善方法を思い浮かんできて新しいアイデアに出会える、それがとても刺激的なのだ。裏を返せば、普段は「いかにやりすごすか」ばかりを考えているので、こうなってしまう訳ではあるが・・・。いかんいかん。

＊知ったきっかけ：アマゾン
＊買ったきっかけ：いろいろなサイトを見て
＊買った場所：アマゾン