ボディソープ(アグロナチュラ・アントスボディソープ)
アグロナチュラのビオリーブスボディシャンプーがいまいちあわなくて、次に試したのが、アットコスメの評価が比較的良かったアントスシリーズのボディソープでした。
初めて使ってみて、心地良い香り(ビオリーブスよりも良い香りです)にも心惹かれましたが、アットコスメの評価にあるとおり、とにかく泡立たず、しかも思ったほどしっとりもしませんでした。でも、使い続けるか迷っていたある日、少し使い続けると思った以上に仕上がりがしっとりしてくることに気づき、泡立ち以上に乾燥しないことを重視していた私は、それ以来、今まで愛用しています。
こちらはボディシャンプーではなくボディソープなので(アミノ酸系ではないので)、ビオリーブスボディシャンプーやココイルボディソープでできたような湿疹も出ません。また、いわゆる固形石けんほど洗浄力は強くないので、MARKS&WEBのオーガニックソープのように乾燥することもありません。
正直なところ、コスパが良い商品ではないし、全くもって泡立たないので、普通の人はこれを使う必要はないかもしれません。ただ、アトピー持ちの人には、アミノ酸系のボディシャンプーは強すぎて使えないし、乾燥しない固形石けんというのも意外とないので、こういう商品は重宝します。(お医者さんにも、刺激と乾燥を避けて選ぶように、と言われました。)
ちなみに、こちらの商品は購入できる場所が限られるので要注意です。最近は、デパートなどでもアグロナチュラの製品を扱っているところが増えてきているのですが、このアントスボディソープを扱っているところは非常に少ないです。(ビオリーブスのほうは扱っているところが多いです。)売っているところを探すぐらいであれば、通販で買ってしまったほうがよいように思います。アマゾンでも買えます。(但し、ビオリーブスボディシャンプーの500やrefillとは違って、何れのサイズも15%のポイントがつきません。)
(2009年7月13日追記)
アマゾンでの販売状況を追記しておきます。
アントスボディソープについては3つのタイプを扱っており、500mlは在庫切れのことが多いようです。250mlと500mlレフィルは送料がかかります。送料がかかるのは難点ですが、特にレフィルなどは取り扱っているところがそもそもほとんどないので(実は直販のオンラインショップでさえ在庫切れ)、それでも重宝します。(レフィルを買うような人はまとめ買いする人も多いと思うので、送料があまり気にならないというのもあります。)それを分かっている人たちがたくさんがいるからだと思うのですが、実はこのレフィルは、アマゾンのボディソープカテゴリで堂々のトップテンに輝く商品だったりします。
なお、今回も成分のチェックをしてみました。成分を見てみると、とにかく低刺激であることが分かります。アグロナチュラと一言で言っても、ビオリーブスとアントスではだいぶ違っていて、アントスのほうが天然成分が多いです。天然成分だけだと腐りやすいと思うのですが、それでも防腐剤を使用せず、天然の抗菌成分を多く使ってカバーしているようです。(消費期限は守ったほうがよさそうです。)あとは、オレイン酸が主体なので、普通の石けんより乾燥しにくくなっていると思います。
ただ、注意していただきたいのは.....アントスのほうでさえ、(成分を見ていただければ分かるように)これを使えばアトピーが治る!というようなものではありません。あくまでも、余計な湿疹が増えなかったり、アトピーになっていないところが比較的アトピーになりにくかったりするだけです。よほど根を詰めて治すのでないなら、アトピーになりかけたところはステロイドを使って抑えていって、一方では予防的にこのような乾燥しにくい石鹸を使っていくのが一番いいのではないか、と最近は思っています。(周りの専門家の人たちにもそう言われています。)
(2009年7月13日追記)
これを使い続けていたら、私はアトピーが治りました。但し、これを使い続けただけでなく住環境が変わったという要因があるので、これを使っていただけで治ったわけではないとは思います。ただ、再発しないという点においては、このボディソープのおかげ、ということは少なくとも言えそうな気がします。
(2011年7月31日追記)
アグロナチュラは諸事情でなくなりました。継承後ブランドには、私の欲しいものは売っていないので、興味なし、ということで、ここでの言及は避けます。というか、またしても私のボディソープ探しの旅が始まるわけです.....。カスチール系に行くしかないのかな.....。メイドオブオーガニクスとか。
(2014年7月6日追記)
アグロナチュラの継承後ブランドのボディソープには興味なかったのですが、ハンドソープの成分は、アグロナチュラ時代とほぼ同一で刺激が少ない成分になっていましたので、このハンドソープを代わりに使うという方法もあるとは思いました。アマゾンにもあるようです。(モバイルサイトはこちら)
- ラベンダー花水
- オレイン酸K
- ヤシ脂肪酸K
- オリーブ油
- オリーブ葉エキス
- オリーブOlea europaea(モクセイ科)の葉のエキス
- オレウロペイン(オーレユーロペン、ポリフェノールの一種)を含む
- 皮膚コンディショニング剤
- 抗菌作用、抗酸化作用がある
- ハチミツ
- プロポリスエキス
- プロポリス(ヨーロッパミツバチApismelliferaが集めた、花粉や植物の分泌物に自らの分泌物を加えたもの)のエキス
- フラボノイドを含む
- 皮膚コンディショニング剤
- 抗菌作用、抗酸化作用がある
- 花粉
- 開花植物の受精成分
- 皮膚コンディショニング剤
- 抗酸化作用がある
- ブドウエキス
- ワイルドタイムエキス
- ワイルドタイム Thymus serpyllum(シソ科、マザータイム、クリーピングタイム、ヨウシュイブキジャコウソウ)のエキス
- カルバクロール(フェノール)、チモール(フェノール)を多く含む
- 殺菌剤、皮膚コンディショニング剤
- メボウキエキス
- コメエキス
- イネ Oryza sativa の種子(コメ、イネ科)のエキス
- 多種のアミノ酸を多く含む
- 皮膚コンディショニング剤
- 抗菌、抗酸化作用がある
- ダイズタンパク
- ダイズ Glycine soja(マメ科)から得られるタンパク
- 皮膚コンディショニング剤、乳化剤、保湿剤
- コムギ胚芽タンパク
- コムギ Triticum vulgare(イネ科)の胚芽より得られるタンパク
- 皮膚コンディショニング剤、保湿剤
- オレンジ果実エキス
- キサンタンガム
- トウモロコシなどの澱粉をキサントモナス属菌により発酵させて作られる
- 増粘剤、増粘安定剤
- スイカズラエキス
- グレープフルーツ種子エキス
- アスパラゴプシスアルマタエキス
- 紅藻類の一種 Asparagopsis armata のエキス
- シラノールを多く含む
- 保湿剤
- カラミンタエキス
- レモン果皮油
*知ったきっかけ:アットコスメ
*買ったきっかけ:アットコスメでの評価がまあまあ良かったから、お店で見てよさそうだったから、お店で力を入れているブランドだったから、デザインがよかったから
*買った場所:バラエティショップ(コレド日本橋の中にあるセレンディピティ(ソニプラ系)。ここは、オーガニックコスメがたくさん揃っていて何かと重宝します。ブランドが揃っているだけでなく、マイナーな商品も揃っているところがいいです。)
(2009年7月5日追記)
セレンディピティは閉店してしまいました。個人的に、特にオーガニック系コスメは重宝してたので、とても残念です。後には、資生堂ビューティーサルーンが引っ越してくるそうです。ちなみに、このビューティーサルーンでは、このブログでも紹介している資生堂プロフェッショナル ゾートス フェンテ ビタボルテージシャンプーと資生堂プロフェッショナル ゾートス フェンテ ビタボルテージトリートメントをシャンプーのときに使ってもらえます。(但し、デフォルトはリナセントなので、フェンテにしてほしい!とお願いする必要があります。)