トマト卵炒め

このレシピのおおもとは、ウー・ウェンさんの単純がうれしい北京のおかずという本に出ていた鶏蛋西紅柿（ジーダンシーホンシー）というレシピです。

ちなみに、この本は本当に重宝します。本当に単純なのですが、美味しいレシピが多いです。材料も野菜と調味料だけ、みたいなものがたくさんあり、冷蔵庫にあまり材料がないようなときでも、十分つくれます。
ただ、この本を見て思うのは、少人数で食べる場合には、日本料理のほうが少し手間はかかっても栄養のバランスがいい料理を作りやすいなと思います。家族がたくさんだったら、大皿をたくさん作るので、中華もいいなと思いますが。

トマト卵炒めの話に戻ると、焼きトマトはとても甘いというのは前に書いたのですが、炒める場合には、砂糖を入れるとさらにトマトの甘みが増すような気がします。そこににんにくが入ると、トマト＋にんにくの好相性がさらにプラスされて、とても美味しいです。
おいしくなるコツは、砂糖を入れすぎないことと（特に完熟トマトを使う場合）、トマトを横に切って種をちゃんととって水分を減らしておくことです。トマトのスープをつくるときはその部分もあったほうがおいしいのですが、炒め物のときはちゃんととったほうがよさそうです。それでも十分ジューシーな感じです。

卵2個
トマト2個（完熟のほうがおいしいです）
サラダ油（ちょっと多めのほうがおいしいです）
塩少々
砂糖小さじ1弱
こしょう少々
にんにく1片

• トマトは横半分に切って種を除いた後、適当に切る
• サラダ油を熱し、そこに溶いた卵を入れて、中央から箸で大きく混ぜて炒める
• 卵が固まってきたら、端によせて、トマトを入れて炒める
• トマトがいたまってきたら、卵とトマトを混ぜて、塩、砂糖、こしょう、よくつぶしたにんにくの順で味付けする