ひとり あっとこすめ

忘れっぽいので自分で自分に評価・評判・感想を口コミ???

ボディソープ(ココイルボディソープ)

シャンプーとか石けんによって、発疹がうわーって出てくるのにほとほと疲れてきたので、自分には何があわないかをちゃんと記録することにしてみました。



それらを記録するにあたり、それぞれの成分がどんな効能を持っているのかを調べているとき、ふと、チャングムが試験を受けるくだりを思い出しました。「どんな薬も効果がある反面、毒にもなる。その時々によって使い分けることが大事」。1回目には効果のすべてを書いたのに試験に落第した彼女が、2回目にはこのように答えて合格します。とても感動的な場面です。



世の中には色々なものが出回っています。でも、石油系だから良くないとか、天然だから良いとか、そういうことではないと思っています。それらひとつひとつに効能もあれば副作用もある。複合的にも効能もあれば副作用もある。(例えば、不安定な低刺激の天然成分を増やせばその分防腐剤がより多く必要になることもある、といったことです。)だから、それぞれの良い面と悪い面をきちんと知った上で、自分のそのときの体調にあった成分というのはどういうものなのかがちゃんと分かればいいなぁ、と思っています。



今回は、この前買った「ココイルボディソープ」について調べました。まだ、使い始めたばかりなので、自分にあうのかは今のところよく分かりません。ちなみにアットコスメでの評価はまぁまぁ良いです。最初は、口コミで何故良い香りと書いてあるのかが良く分かりませんでしたが、使っているうちに、このほんのり香る感じが良いのだというのが徐々に分かるようになり、好きになりました。



成分を見る限りでは、合成系ではあるものの比較的高価格の原料が多く、それゆえに比較的低刺激のように思います。ただ、普通の人であれば気にするほどではないにせよ、接触性皮膚炎が起きるかもしれない成分も少し入っていますので、それらの成分に対してアレルギー体質の人の場合はだめかもしれません。



(後日談)
泡立ちが良く、乾燥はしなかったものの(ただ、しっとりしていたわけでもないですが。。。)湿疹が止まらず、とりあえず使用するのをやめようと思います。使い続けていれば治るかとも思いましたが、治りませんでした。酸性石けんがあわなかったということなのか、添加物がだめだったのかは良く分かりません。またしばらくは放浪生活ですね。。。



(2012年9月30日追記)
アマゾンでも発売開始されたみたいです。



※以下が成分一覧です。成分表は配合量が多いものから記述しなければならないことになっていますので、上のものほど配合量が多いということになります。


  • ラウレス-5カルボン酸Na
    • 旧称:ラウレス-5酢酸Na
    • ラウレス:ポリオキシエチレンラウリルエーテル
    • アニオン系合成界面活性剤
    • 酸性石けん系
    • 洗浄剤、乳化剤、起泡剤
    • 比較的高い洗浄力でミネラル分の高い水道水中(硬水中)でもしっかり泡立つ
    • 環境を破壊しない
    • 接触性皮膚炎を起こすことがある
  • ココイルグルタミン酸TEA
    • N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン
    • アミノ酸系アニオン系合成界面活性剤
    • 洗浄剤、乳化剤、起泡剤
    • 皮膚と同じ弱酸性で、皮膚や目に対して低刺激
    • 洗浄力は強くない
    • 使用後に滑らかな感触が得られる。逆に言えば、何時までもヌルヌル感が残る
    • 環境を破壊しない
    • 高配合の場合に痒くなるが、両性界面活性剤・ノニオン系界面活性剤を配合することで抑えられる。
    • 一時期はTEAに対し、体内に入った場合に発ガン性物質であるニトロソアミンが発生するため、発ガン性の疑いがあるとされたが、結局、発ガン性との明確な関係性は証明できず、現在は、洗い流す製品については危険とはいえないということになっている。但し、国内大手メーカーは、この過去の経緯から使用を見合わせている場合が多い。
    • 価格は高め
    • 味の素が販売している
  • コカミドDEA
    • ヤシ油脂肪酸エタノールアミド
    • ノニオン系(非イオン系)合成界面活性剤
    • 石油系合成界面活性剤
    • 洗浄助剤、増粘剤、起泡剤
    • 可溶性
    • 安定性を高め、感触を良くする(クリーミーな泡立ち)
    • 他の界面活性剤(アニオン系)の補助として配合される
    • 一時期はDEAに対し、体内に入った場合に発ガン性物質であるニトロソアミンが発生するため、発ガン性の疑いがあるとされたが、結局、発ガン性との明確な関係性は証明できず、現在は、洗い流す製品については危険とはいえないということになっている。
  • セテアレス-60ミリスチルグリコール
    • セトステアリルアルコール(セタノールとステアリルアルコールの混合物)に酸化エチレンを付加重合したもの
    • ミリスチル酸はヤシ油に多い飽和脂肪酸
    • ノニオン系(非イオン系)合成界面活性剤(界面活性剤の中では比較的安全)
    • 石油系合成界面活性剤
    • 洗浄助剤、増粘剤、乳化剤、粘度調整剤
    • 安定性を高める
    • 特にアミノ酸系界面活性剤に対して優れた増粘性を示す
  • ペンチレングリコール
    • 製品名:HYDROLITE-5
    • 炭化水素と蟻酸(蟻、蜂の毒腺中や松、モミなどの葉に存在)からなる二価アルコール
    • 保湿剤、感触改良剤
    • アルカンジオール、ポリオールの一種
    • 防腐効果がある(微生物の成長を抑制する)
    • パラベンやフェノキシエタノールなどのベンゼン核の防腐剤を低減した製品などに配合
    • 直鎖状であり、ベンゼン核の防腐剤より低刺激(毒性が弱い)
    • 環境ホルモンの疑いはない
    • グリセリンよりさっぱりとした感触
  • ラウリン酸BG
    • ラウリン酸とBG(ブチレングリコール)のエステル
    • ラウリン酸(ドデカン酸)はココナッツオイルやヤシ油に含まれる飽和脂肪酸で、ミリスチン酸やパルチミン酸よりも刺激性が強いが、融点が低い
    • ノニオン系(非イオン系)合成界面活性剤
    • 石油系合成界面活性剤
    • 顔料、粘度調整剤
  • ヒアルロン酸Na
    • ヒアルロン酸グリコサミノグリカンGAG)、ムコ多糖)のナトリウム塩
    • 水溶性の天然ポリマー
    • ニワトリのトサカから抽出される、動物由来の天然のものと、微生物を使い、発酵技術によって生産されるバイオヒアルロン酸がある
    • 保湿剤、皮膚コンディショニング剤
    • ヒアルロン酸は驚異的な水分保持力がある。分子構造が非常に大きいため肌から吸収されることはなく、あくまで肌の表面に水分を保持した膜を作ることによって保湿効果をあらわす。また、外部湿度に影響を受けず、水分量を一定に保つため、高湿度ではべとつかず、低湿度では保水力を大きくするといった特徴がある。
    • 安全性が高く、アレルギー反応も少ない。
  • リクオタニウム-7
    • 塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリルアミドの4級アンモニウム塩の重合体(アクリル系高分子)
    • カオチン基を有するが、カオチン系界面活性剤ではない
    • 石油系
    • 帯電防止剤、皮膜形成剤、ヘアスタイリング剤
    • 安全性には問題はないが廃液としては生分解性が少し悪い
  • EDTA-2Na
    • 別名:エデト酸ナトリウム
    • エチレンジアミン四酢酸(エデト酸)の二ナトリウム塩。ジアミン誘導体
    • キレート剤(金属イオン封鎖剤)、変質(酸化)防止剤、保存料
    • 金属イオンを捕集して品質(泡立ち)の劣化を防ぐ
    • 眼、皮膚、気道を刺激する場合がある
    • 表示指定成分
  • エチルヘキシルグリセリン
    • 旧称:オクトキシグリセリン
    • グリセリンと2-エチルヘキシルアルコールのエーテル
    • 感触改良剤、消臭剤、保湿剤
    • ポリオールの一種
    • 防腐効果がある
    • 殺菌できる菌は、従来のポリオール(ペンチレングリコール)よりも多いものの、限定されている
    • パラベンやフェノキシエタノールなどのベンゼン核の防腐剤を低減した製品などに配合
    • 直鎖状であり、ベンゼン核の防腐剤よりは低刺激(毒性が弱い)

*知ったきっかけ:アットコスメ
*買ったきっかけ:アットコスメで乾燥したとコメントした人がいなかったから
*買った場所:通販